今週のドル円の相場感想速報まとめ【2021年11月22日~11月26日】
今週のドル円相場は、週初113.96で寄り付いた後、約4年10ヵ月ぶり高値となる115.52まで急伸しました。
これは、下記のようなポジティブなファンダメンタルズが影響しました。
- 日米金融政策の方向性の違いに着目したドル買い・円売り圧力
- 株式市場の堅調推移を背景としたリスク選好の円売り圧力
- 米経済指標の力強い結果
- パウエルFRB議長の再任およびブレイナードFRB理事の副議長昇格決定に伴う米金融政策の先行き不透明が後退
- 米長期金利の急上昇
- 心理的節目115.00突破に伴う短期筋のストップBUY
- サンフランシスコ連銀デイリー総裁によるテーパリングの加速を支持する発言
- 米FOMC議事要旨のタカ派的内容
などが支援材料となり、2017年1月19日以来の高値となる115.52まで急伸しました。
しかし、下記のようなネガティブなファンダメンタルズが影響して週間安値113.06まで急落しました。
- 南アフリカで新型コロナウイルスの変異株が検出される
- 世界的なリスクオフ到来
などが重石となり、113.60まで反落しました。