今週のドル円の相場感想速報まとめ 【2020年10月19日~10月23日】
今週のドル円相場は、週初104.75で寄り付いた後、下記のような要因で約1ヵ月ぶり安値となる104.03まで急落しました。
これは、ネガティブなファンダメンタルズが影響しました。
・米追加景気対策期待の後退
・米中対立の激化懸念
・新型コロナウイルスの感染拡大に関する懸念
・欧米株の急反落
そのため、週初104.75で寄り付いた後、約1ヵ月ぶり安値となる104.03まで急落が、そこで下値を支えられて、そこから上昇をはじめました。
これは、トレーダーたちが伏し目である104.00が意識され、買いが入った感じです。
一方、ポジティブなファンダメンタルズとして、
・米第3四半期GDP速報値(結果33.1%、予想31.0%)の力強い結果
・米新規失業保険申請件数(結果75.1慢件、予想77.5マン研)の良好な結果
などが支援材料となり、結局104.70近辺まで持ち直しての越週となっております。
プロトレーダーセレブの来週月曜日のドル円予想は11月2日の日付変わりで公開します。
2000年、2012年、アメリカ大統領選挙前のドル円は小動きですが、選挙前後からとたんに一方向への大相場に豹変しました。この動きをアイマリーといいます。
2020年である今年は2000年、2012年の年と酷似しています。11月3日に選挙が迫っているので、選挙後には、2020年である今年も一方向へ豹変してしまうかもしれません。