今週のドル円の相場感想速報まとめ 【2020年10月19日~10月23日】
今週のドル円相場は、約1週間ぶり高値となる105.75まで上昇しましたが、下記のような要因で約1ヵ月ぶり安値となる104.33まで急落しました。
これは、ネガティブなファンダメンタルズが影響しました。
・米追加景気対策期待の後退
・米政治の先行き不透明感
・短期筋の見切り売り
・対英ポンドでのドル売り圧力
そのため、週初105.39で寄り付いた後、約1週間ぶり高値となる105.75まで上昇しました。しかし、そこで上値を抑えられて、そこからは下落をはじめました。
これは、トレーダーたちが伏し目である106.00が意識され、売りが入った感じです。
一方、ポジティブなファンダメンタルズとして、
・米中古住宅販売件数が2006年以来の最高水準
・米新規失業保険申請件数の良好な結果
などの米主要経済指標の力強い結果が支援材料となり、最終的には持ち直し、104.70前後で越週となりました。
プロトレーダーセレブの来週月曜日のドル円予想は、10月26日の日付変わりで公開します。