FBSのスワップポイント・トレード手数料・スプレッドについて

この記事では、FBSのスワップポイント・トレード手数料・スプレッドに関して紹介していきます。

 

あまり目立たない要素かもしれませんが、FXにおいて非常に重要なポイントです。FBSで取引される人は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

FBSのスプレッドはどれくらい?

「ドル円」を例にして、FBSの平均スプレッドを見ていきましょう。

 

ちなみに挙げていくのは「FBSが公式サイトで紹介しているスプレッド」です。

 

ですから実際とは少し異なる可能性があるのですが、筆者がFBSで取引していてそれほど外れていると思ったことはありません。

 

まあ、そもそもスプレッドはタイミングによって変動するものですし、参考程度と考えていただければ幸いです。

 

スタンダード口座:2.0pips
セント口座:2.0pips
マイクロ口座:3.0pips
ゼロスプレッド口座:0.0pips
ECN口座:1.0pips

 

となっています。

 

これだけ見ると、「ゼロスプレッド口座一択じゃん。あとは条件次第でECN口座もアリかな」と思えますよね。

 

しかし、取引にはスプレッドと別に手数料も存在します。そのため、「トレード手数料」も考慮しなければなりません。

 

FBSのトレード手数料はどれくらい?

では、FBSのトレード手数料はどれくらいなのでしょうか。

口座別に見ていきましょう。

 

スタンダード口座:0
セント口座:0
マイクロ口座:0
ゼロスプレッド口座:1ロットあたり20ドル
ECN口座:1ロットあたり6ドル

 

となっています。

 

スプレッドが狭いわけではない「スタンダード口座」「セント口座」「マイクロ口座」については、トレード手数料が発生しません。

 

ですが、ゼロスプレッド口座とECN口座に関しては「スプレッドが狭い分、トレード手数料が発生する」という仕組みになっています。

 

スプレッド・トレード手数料だけでなくキャッシュバックも大事 

FBSにはキャッシュバックサービスがあります。

 

これは千円~1万円など、まとまってバックされるわけではなく、「1ロットにつき5ドル前後」などという感じで還元される仕組みになっています。

 

例えば、楽天市場で買い物すると楽天スーパーポイントが少しずつ貯まりますが、感覚としてはこれに近いです。

 

スプレッドは1ロットにつき○pips(回収される)。

キャッシュバックも1ロットにつき○ドル(もらえる)。

 

ですから、「スプレッドとキャッシュバックのトータル」こそがFBSにおける「本当のスプレッド」であると言えるでしょう。

※ただし、ECN口座についてはキャッシュバックがもらえません。

 

FBSではどの口座を使うべきなのか?

絶対ではありませんが、FBSで最初に作る口座としては「スタンダード口座」がおすすめです。

 

キャッシュバックを考慮すればスプレッドは悪くない数字ですし、トレード手数料も発生しません。

 

また、スタンダード口座であれば入金ボーナスキャンペーンに参加することもできます。

 

※本来FBSのマックスレバレッジは3,000倍ですが、入金ボーナスを利用すると500倍に下がるので気を付けましょう。

 

ゼロスプレッド口座もそれほど悪いわけではありませんが、先ほど紹介したトレード手数料がネックになります。

 

実際、「ゼロスプレッド口座のスプレッド+トレード手数料>スタンダード口座のスプレッド」になることも珍しくありません。

 

FBSはスキャルピングしやすいブローカーなのか? 

スキャルピングとは「数分以内に取引を完結させるトレードスタイル」のことです。

 

かなりのハイペースでトレードする事になりますから、「スプレッドとトレード手数料」に特に気を付けなければなりません。

(トレード期間が長ければ長いほど取引回数が減るため、スプレッドと手数料の影響は少なくなります)

 

そしてFBSの「スプレッド+トレード手数料」は、「並」くらいだと思います(キャッシュバックのことも考慮して言っています)。

 

ですから、「スキャルピングをやってもいいかも」というレベルであって、「スキャルピングをすべき!」というほどのブローカーではないと言えるでしょう。

 

特にこだわりがないのであれば、とりあえずデイトレードから始めてみてはいかがでしょうか。FBSのマックスレバレッジは3,000倍ですから、1,000円以下の資金であってもかなりの取引量を扱うことが可能ですよ。

 

続いてFBSのスワップポイントのお話

次にスワップポイントに関して解説していきます。

 

  1. スワップポイントはどれくらい?
  2. スワップポイントについて気を付けるべきこと
  3. 「スワップポイントなんて邪魔だ!」という人へ

 

1.スワップポイントはどれくらい?

FBSのスワップポイントはどの程度なのでしょうか。

 

スワップポイントは各通貨ペアのロングポジションとショートポジションの両方につくものです。

 

しかし、「どちらもマイナススワップ(スワップポイントが0未満)」の通貨が多いというのがFBSの特徴です。

 

もちろん、「どちらかのポジションがプラススワップである通貨」も存在するので、「スワップポイントで稼ぐ」という手法自体が一切取れないわけではありません。

 

マックスレバレッジが3,000倍のFBSですから、それなりの利益を出せる可能性もあります。

 

ですが、そんな非効率な作戦を採るくらいなら、一般的な売買をすることを推奨します。

 

また、「スワップポイント狙いは安全」というイメージがあるかもしれませんが、「スワップポイントが多い通貨は変動しやすい」ので、「スワップポイント狙いで油断していたら、含み損が膨れ上がった」という事になる可能性もあります。

 

ですから、FBSでスワップポイント狙いをするのはやめておきましょう。

 

2.スワップポイントについて気を付けるべきこと

毎週水曜日、FBSのスワップポイントが普段の300%になります。

 

マイナススワップは3分の1になる……などという事はなく、マイナスのスワップポイントも普通に3倍になってしまいます。

 

FBSはマイナススワップが多いブローカーですから、このルールはむしろ欠点と言っていいでしょう。

 

3.「スワップポイントなんて邪魔だ!」という人へ

いくらFBSのスワップポイントが「全体的にトレーダーの邪魔になりやすい」とは言っても、「じゃあ、私はスワップポイントなしでお願いします」ということはできません(どのブローカーでも一緒です)。

 

FXをする以上は必ずついて回ることになります。

 

ですが、実はスワップポイントは「ポジションを持った瞬間」につくわけではありません。

 

「特定の時刻にポジションを持っているとつく」というシステムとなっています。

 

その「特定の時刻」というのが、FBSの場合は日本時間でAM7時です。

 

AM659分までポジションを持っていようが、7時にポジションを持っていなければスワップポイントがつくことはありません。

 

ですから、スワップポイントをつけずにFBSで取引を行うのであれば、スキャルピングやデイトレードをすることを推奨します。

 

これらのトレードスタイルであれば、「AM7時までにポジションを手放しておく」ということが容易ですからね。

 

ちなみに、サマータイム期間中はAM6時にスワップポイントがつきます。

 

サマータイムは日本人にはあまり馴染みのない文化だと思いますので忘れないようにしましょう。

 

まとめ

 

スプレッドとトレード手数料は並。
スワップポイントについては欠点と言うしかない。

 

ということで、あまりFBSを褒める記事にはなりませんでした。

 

しかしFBSは、最大レバレッジ3,000倍と業界最高峰であったり、入金ボーナスが豪華だったりと、他の部分で頑張っているブローカーです。

 

トータルで見れば非常におすすめのFX業者だと思います。