この記事では、FBSの取引ツールについてお話します。
FBSでは2種類の取引ツールを使えるのですが、どちらにするかは「EA(自動売買システム)」と「カスタムインジケーター」、それから「ボーナス」などを踏まえたうえで決めることをおすすめします。
目次
FBSで使う取引ツールは「ボーナス」で選びましょう
FBSでは、取引ツールとしてMT4とMT5を使うことができます。
そして、どちらの取引ツールを使うかによって利用できるボーナスが変わります。
MT4で利用できるボーナスは?
取引ツールにMT4を選んだ場合は、「入金ボーナス」と「キャッシュバックボーナス」を利用することができます。
それぞれについて説明しますね。
入金ボーナス【終了】
他の多くの海外FXブローカーと同じく、FBSの入金ボーナスのボーナス率も100%となっています。
ですから、例えば10万円入金したのであれば、ボーナスとして10万円獲得することができます。
そして、FBSの入金ボーナスは総額2万ドルまでとなっています。
あくまで「総額」ですから、何度目の入金に対しても2万ドルになるまではボーナスが発生します。
ただし、入金ボーナスを利用すると最大レバレッジが3,000倍→500倍にダウンしてしまいます。
また、「入金ボーナスは証拠金に含まれない」「入金ボーナスは取引量1ロットごとに1ドル出金可能」など、他の多くの海外FXブローカーの入金ボーナスとは異なる部分もあります。
そのため、入金ボーナスを利用しないFBSトレーダーも少なくありません。
実際、私も取引ツールとしてMT4を使っていますが、FBSの入金ボーナスはもらいませんでした。
※「ボーナス利用申請」をしなければそれでOKです。「ボーナス利用をしないための特別な手続き」はありません。
キャッシュバックボーナス【終了】
トレード量1ロットあたり2~15ドルほどのボーナスを獲得することができます(通貨ペアによってレートが違う)。
「1ロットにつき一定量もらえる」わけですから、「実際のレバレッジが狭くなる」と考えることができるはずです。
入金ボーナスと違って欠点がほとんどなく、キャッシュバックボーナスを利用する事によって何らかの制限がかかることはありません。
取引ツールとしてMT5を使い慣れている人であっても、「これから新規にFBSに登録する」というのであれば、キャッシュバックボーナスのためだけにMT4の利用を検討してみてもいいかもしれませんね。
MT5で利用できるボーナスは?
取引ツールとしてMT5を利用する場合は、「トレード100ボーナス」が利用できます。
その名の通り「トレード100ボーナス口座」を作成することで、ボーナスが得られる仕組みです。
ただ、この口座。
かなりクセが強く、まともに稼ぐことができない可能性の方が高いです。
- 最大レバレッジ100倍
- トレード量は0.01ロットで固定
- 口座の有効期間は30日
- 30日で5ロット以上トレードしないと出金ができない
もちろん「トレード100ボーナスそのもの」を出金することもできませんから、実質「利益を出さないと出金できない」と言えます。
しかも、諸々の条件を見ると分かるとおり、この口座を作りたくなるのはFX初心者の方に限られるはずです。そのため、余計に「利益発生」まで到達できる人は少なくなると思います。
ですから、あくまで「100ドルもらって、トレードの練習ができる」というくらいに考えておくことをおすすめします。
そう捉えれば、それほど悪いボーナスではないと思います。
……ただ、最長30日もこの口座に時間を費やすのが割に合っているのかどうかは疑問です。
取引ツール自体の比較もしてみましょう
キャッシュバックボーナスや入金ボーナスのことを考えると、FBSでは取引ツールとしてMT4を使うのがいいと思います。
ですが、中には「ボーナスとかはいらないから、単純に優れた取引ツールを使いたい」という人もいるかと思います。
そういった方に向けて、それぞれの取引ツールの特徴を挙げていきますね。
MT4の特徴
ほとんどの海外FXブローカーで使える
進化版のMT5が存在するわけですが、まだ使えるようになっていない海外FXブローカーが少なくありません。しかし、MT4であればほとんどどの業者でも使うことができます。
EA(自動取引システム)やカスタムインジケーターが豊富
「MT5の普及率が低いため、EAやカスタムインジケーターを開発する意味が薄い」という理由から、今のところMT4のほうがEAやカスタムインジケーターが豊富です。
自動取引システムやカスタムインジケーターを積極的に使っていきたいのであれば、取引ツールとしてはMT4をチョイスするのが良いでしょう。
いずれ「MT5のほうがEAやカスタムインジケーターが多い」という時代も来るかもしれませんが、当分先のことのように思えます。
また、すでにMT4を使っているのであれば、無理にMT5に切り替える必要はないと思います。
MT5の特徴
まだシェア率が低い
「トレーダー内でのシェア率が低い」のは別に問題ないわけですが、対応ブローカーもそれほど多くはないので、「FBSのためにMT5を導入→他のブローカーを使うときにわざわざMT4も導入しなければならない」という流れになる可能性もあります。
それでもカスタムインジケーターは十分にある
EAはまだ少ないですが、カスタムインジケーターについてはメジャーなものはだいだい揃っています。マニアックな使い方をしない限りは、カスタムインジケーターで困ることはあまりないかと思います。
やっぱりスペックは高い
MT4に比べると動作が速やかであり、これまでMT4を使っていた人がMT5に切り替えるのであれば違いを実感できるはずです。また、単純に「諸々の機能が追加されていて、MT4から消えた機能はほぼない」のでやはり進化していると言えます。
特に「EAには全然興味ないし、当面FBSでしかトレードする気がない(あえてMT4限定のブローカーを使う気もない)」という人は、取引ツールとしてMT5を選ぶといいと思います。
カスタムインジケーターについても「あまり高度なものを使うとかえって分かりづらくなる」という考え方もあるので、トレードスタイルによっては全く欠点にならないかもしれません。
私はFBSでどちらの取引ツールを使っているか?
ちなみに、私はFBSでは取引ツールとしてMT4を使っています。
正直なところ、最大の決め手は「もともとMT4を利用していた」という事にあるのですが……。
ただ、カスタムインジケーターは基本的なものしか使いませんし、EAにもほぼ興味がないことも確かです。
(EAそのものを否定しているわけではありません。ちゃんと使いこなせるなら非常に有力だと私も思っています!)
あと、MT5も触ったことはありますし、動作も速やかではあると思うのですが、「超速い!MT4には戻れない!」と感じるほどのものではありませんでした。
それから、やはりキャッシュバックボーナスも素晴らしいものだと思いますね。
(最大レバレッジが下がるのがイヤなので、入金ボーナスは無視しました)
と、こんな感じで色々な要素について考えてみて、あなた自身でFBS用の取引ツールを決めていただければ幸いです。
まとめ
率直に言って、特にこだわりがなければ「どちらの取引ツールを選んだから稼げなくなる」ということはほぼありません。
ボーナス、インジケーター、自動取引プログラムなどのことを考えつつ、気楽にMT4かMT5かを決めれば大丈夫です。