『海外FXって最近よく聞くけど、なんか怖そう』
『海外って日本語通じないだろうし、うさん臭い感じがする』
このように、海外FXに興味はあるものの、なんとなく不安なイメージ・怖い印象を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな方々の不安を1つ1つ解消して、業者を選ぶ際のポイントを分かりやすく解説していきます。
目次
不安A 海外FXって危なくないの?
⇒事前の知識と判断基準さえ持っていれば、決して危ないものではありません。
金融ライセンスは海外FX業者の信頼性を見るバロメータ
そもそも海外FXとは、日本の金融庁の認可を得ておらず、国内に営業所を持たない業者を言います。そのため、海外FX業者には日本国内で営業活動をする権利がありません。
その代わり、海外FX業者の多くは金融ライセンスを各国で得ており、第三者機関からの指導・監督・規制を受けています。
信用の高い金融ライセンスを保有する海外FX業者ほど、信頼性が高いと言えます。
ちなみに、日本人が海外FXをしても法的に何の問題もありませんので、ご心配なく。
不安B 失敗すると莫大な借金を抱えたりすることもあるんじゃないの?
⇒多くの海外FX業者は、そのようなことが起こらないようゼロカットシステムを採用しています。
海外FX特有のゼロカットシステム
ゼロカットシステムとは、ご自身が口座に入金した額以上の損害は負うことがないという制度です。だから、海外FXでは思いきった投資が可能となるのです。
逆に、国内FXには法律上そのようなシステムがありません。通常は証拠金をある程度下回ると「強制ロスカット」となって自動決済され、それ以上の損害は被らないのですが、、、
怖いのは、為替相場が急落してしまった時。例えば、1ドル110円からいきなり107円になってしまった場合、強制ロスカットが追い付かずに損失額が大きくなってしまうのです。
そのマイナス分を業者から請求されることを、「追証(おいしょう)」といいます。
この追証が、海外FXにはない分だけ、思い切った取引ができるというわけです。
不安C 海外FXってスプレッドが高いんでしょ?
⇒スプレッドは国内FXよりも高め。
だから海外FXに適した取引スタイルを見つけよう。
海外FXはスプレッドもレバレッジも高い
多くの海外FX業者では変動制のスプレットが採用されていて、その相場も1.0~2.0銭と、国内FXの相場(0.3~0.5銭)よりもかなり高くなっています。
一方で、海外FXは最高レバレッジが100~3000倍と、国内FXよりも格段に高いという特徴があります。
このスプレッドとハイレバレッジの特徴を生かして、海外FXでは「全戦全勝」よりも、短期で頻繁に取引しながらどこかで一攫千金を狙うスタイルのほうが向いているのではないでしょうか。
口座開設ボーナスを堪能しよう
多くの海外FX業者は口座開設ボーナスというものを設定しています。
口座開設ボーナスとは、口座開設をしただけで、取引できる証拠金をもらえちゃうサービスです。たとえ、その口座に入金していなくてもです!
使わない手はありませんね!?これも、海外FXで思い切った取引ができる理由の1つなんです。
不安D 日本語でやりとりできるの?
⇒海外FX業者には日本語によるサポートを行っている所もあります。
各業者が、電話やメール、チャットでの対応を行っており、日本語での対応を行っている所も多いです。ただ業者によっては、チャットは行っていなかったり、営業時間がバラバラだったりするので、気になる業者には事前に直接問い合わせてみてサポートの充実度を図ってみることをお勧めします。
不安E 口座開設や入出金に時間がかかりそうじゃない?
⇒口座開設は国内FXより早い!入出金方法、選ぶ業者やツールによって早いものも。
手続きはすべてオンライン!カンタン&スピーディ
口座が承認されるまでに1週間以上かかってしまうこともある国内FXと比べて、海外FXは驚くほどスピーディ!
入力フォームに必要事項を記入した後、本人確認書類や住所確認書類を写真にとってアップロードしたら、もう資金の入金が可能に。
その後、トレードアプリをダウンロードして、口座承認のメールを受け取ったら、全ての取引が可能になります。
わざわざ口座承認が簡易書留で郵送されてくる国内FXよりもカンタンですね。
入出金は国内送金かクレジットカードがお勧め
入出金の方法については、クレジットカードやデビッドカード、海外送金、国内送金、仮想通貨など、業者によって異なります。
ここでお勧めなのが、国内送金とクレジットカード。
国内送金ができるのは、日本の銀行に口座を保有している業者に限られるため、そう多くはありません。しかし、手数料は海外送金に比べてかなり安いのでお勧めです。
ちなみに、海外送金の手数料は大体5,000円。10倍くらい高いですね。
クレジットカードは、リアルタイムに入金できて、送金手数料もかからないので便利です。カードのポイントも貯まりますしね。
不安F 途中で業者が破綻したら、口座のお金はどうなるの?
⇒全額保証、一部保証と業者によってマチマチ。ここは注意深く選ぼう。
海外FXは業者によって資産保証基準が違う
日本の金融庁に登録している国内FX業者には、万が一経営破綻した際には顧客の資産を全額返金する「信託保全」が義務付けられています。
一方で、海外FX業者にはそのような義務がありません。
しかし、海外FX業者の保険や金融ライセンスによっては、資産保証基準が定められていることも。ただし、内容によっては日本人は保証対象外という事もあるので、ここは注意深くチェックしましょう。
分散管理はマスト!悪質業者に要注意
資産を分散管理していることも業者選定のポイントです。
分散管理とは、業者の資産と顧客の資産をきちんと分けて管理運営することで、日本の金融庁に登録する国内FX業者には義務付けられています。
海外FXも、優良な業者は当然分散管理を行っています。逆にこれを行っていない業者は、経営状態が良くなく、出金に時間がかかってしまうことも。
分散管理している業者をマストで選びましょう。
海外FX業者を比べてみよう
では、これまで見てきた内容を主な海外FX業者に当てはめてみましょう。
日本人向け ライセンス | 日本人 口座の 保証 | 分別管理 | 日本語対応 | ドル円平均スプレッド(pips) | 最高 レバレッジ(倍) | ボーナス | 国内送金 | |
XM | 〇 | 全額 | 〇 | 〇 | 2.0 | 888 | ◎ | 〇 |
AXIORY | 〇 | 全額 | 〇 | 〇 | 0.9 | 500 | × | 〇 |
iFOREX | 〇 | × | 〇 | 〇 | 2.0 | 400 | 〇 | 〇 |
TitanFX | 〇 | × | 〇 | 〇 | 1.03 | 500 | × | 〇 |
BigBoss | 〇 | × | 〇 | 〇 | 1.4 | 1,111 | ◎ | 〇 |
FBS | - | 全額 | 〇 | 〇 | 0.2 | 3000 | ◎ | × |
HFM | 〇 | 一部 | 〇 | 〇 | 1.7 | 400 | 〇 | × |
Land Prime | - | × | 〇 | 〇 | 0.8 | 500 | 〇 | 〇 |
Tradeview | 〇 | 一部 | 〇 | 〇 | 0.6 | 200 | × | 〇 |
このようになります。ただし、各項目の状況は随時変わっていきますので、直接業者に問い合わせてみることをお勧めします。
ご覧のように、海外FX業者はとても個性が豊かで、きちんとした基準で選べばそれほど危ないものではありません。ぜひ、ご自分のスタイルに合った業者を探してみてください。