今週のドル円の相場感想速報まとめ【2022年2月14日~2月18日】
今週のドル円相場は、週初115.28で寄り付いた後、週間高値115.89まで上昇しました。
これは、下記のようなポジティブなファンダメンタルズが影響しました。
- セントルイス連銀ブラード総裁によるタカ派的発言
- 上限金利の抑制実施
- 米1月における生産者物価指数の伸び率加速
- ロシア軍がウクライナ周辺から撤収し始めているとのヘッドライン
- 米長期金利の急上昇
などが支援材料となり、週間高値115.89まで上昇しました。
しかし、下記のようなネガティブなファンダメンタルズが影響して週間安値114.79まで急落しました。
- 欧州委員長・NATOより「ロシア軍撤退の明確な証拠はない」との意見が報じられたこと
- バイデン米大統領による「ロシアがウクライナに侵攻する可能性は高い」との発言
- 米新規失業保険申請件数の結果
- 米FOMC議事要旨が予想ほどタカ派的ではなかったことに伴う安堵感
- 米2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数の急低下
- 米長期金利の急低下
などが重石となり、週間安値114.79まで急落しました。