今週のドル円の相場感想速報まとめ【2021年12月20日~12月24日】
今週のドル円相場は、週初113.63で寄り付いた後、週間安値113.32まで下落しました。
これは、下記のようなネガティブなファンダメンタルズが影響したと考えられます。
- 新型コロナウイルス・オミクロン株の感染拡大懸念
- リスク回避の円買い圧力
- 米金利低下に伴うドル売り圧力
- 中国人民銀行による約1年8ヵ月ぶり利下げ決定
- 1兆7500億ドル規模の大型歳出法案への不支持表明
などが重石となり、週間安値113.32まで下落しました。
しかし、下記のようなポジティブなファンダメンタルズが影響して週間高値114.50まで上昇しました。
- 日米金融政策格差を背景としたドル買い・円売り圧力
- 株式市場の堅調推移
- 米経済指標の良好な結果
- 新型コロナウイルス・オミクロン株を巡る過度な悲観論の後退
- 心理的節目114.00を突破したことに伴う短期筋のロスカット
- 米11月におけるPCEコアデフレータの市場予想を上回る結果
- ロンドンフィキシングに絡むドル買い圧力
などが支援材料となり、週間高値114.50まで上昇しました。