今週のドル円の相場感想速報まとめ【2021年11月15日~11月19日】
今週のドル円相場は、週初113.90で寄り付いた後、約4年8ヵ月ぶりの高値である114.97まで急伸しました。
これは、下記のようなポジティブなファンダメンタルズが影響したと考えられます。
- 米11月ニューヨーク連銀製造業景気指数の力強い結果
- バイデン米大統領と習近平国家主席の「両国は対話を強化し、平和的に共存すべきだ」との見解発表
- 株式市場の底堅い動き
- 米10月小売売上高の市場予想を上回る結果
- 米10月鉱工業生産の市場予想を上回る結果
- 米10月輸出入物価指数の伸び率高進
- セントルイス連銀ブラード総裁によるタカ派的な発言
- 米長期金利の急上昇
- テクニカル的な地合いの強さ
などが支援材料となり、114.97まで急伸しました。
しかし、下記のようなネガティブなファンダメンタルズが影響して一時113.60まで下落しました。
- 次期FRB議長人事を巡る不透明感
- 短期間で上昇した反動
- 米主要株価指数の急反落
- 米長期金利の急低下
などが重石となり、113.60まで下落しました。