今週のドル円の相場感想速報まとめ【2021年11月8日~11月12日】
今週のドル円相場は、週初113.43で寄り付いた後、週間安値112.71まで下落しました。
これは、下記のようなネガティブなファンダメンタルズが影響したと考えられます。
- 先週末金曜日の米雇用統計後のドル売りの流れ
- 米当局者によるハト派的な発言
- 株式市場の軟調推移
- 心理的節目113.00を割り込んだことによる短期筋のロスカット
- ハト派色の強いブレイナード理事がパウエルFRB議長の後任となるのではないかとの思惑
などが重石となり、週間安値112.71まで下落しました。
しかし、下記のようなポジティブなファンダメンタルズが影響して週間高値114.31まで急伸しました。
- 株式市場の持ち直し
- 「来週中に数十兆円規模の経済対策取りまとめる」との岸田首相による前向きな発言
- 米10月消費者物価指数の市場予想を上回る結果
- 米10月消費者物価コア指数の市場予想を上回る結果
- 米利上げ前倒し観測
などが支援材料となり、週間高値114.31まで急伸しました。