今週のドル円の相場感想速報まとめ【2021年9月20日~9月24日】
今週のドル円相場は、週初109.97で寄り付いた後、約1週間ぶり安値となる109.12まで下落しました。
これは、下記のようなネガティブなファンダメンタルズが影響したと考えられます。
- 中国の不動産大手チャイナ・エバーグランデ・グループを巡るデフォルト懸念
- 世界的なリスクオフ到来
- 米金利低下に伴うドル売り圧力
- 米FOMCを控えた警戒感
などが重石となり、109.12まで下落しました。
しかし、直近安値109.11付近をバックに下げしぶると、
- リスク回避ムードの後退
- 中国恒大集団の子会社である恒大地産による2021年9月23日の利払いを実施するとの一部報道
- パウエルFRB議長によるタカ派的な発言
- 米FOMCにおけるテーパリングの事前告知
- 米長期金利の急上昇
- 米利上げの前倒し観測
などが支援材料となり、110.79まで急伸しました。