今週のドル円の相場感想速報まとめ【2021年8月16日~8月20日】
今週のドル円相場は、週初109.71で寄り付いた後、週間安値109.11まで下落しました。
これは、下記のようなネガティブなファンダメンタルズが影響したと考えられます。
- アフガニスタン情勢を巡る地政学的リスクの高まり
- 中国の主要経済指標の冴えない結果
- 伝統的金融市場のリスクオフ
- 新型コロナウイルス・デルタ株の世界的な感染拡大
- 米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数の冴えない結果
- 米長期金利の急低下
などが重石となり、2021年8月4日以来、約2週間ぶり安値圏となる109.11まで下落しました。
しかし、下記のようなポジティブなファンダメンタルズが影響しました。
- 米長期金利の反転上昇
- FOMC議事要旨を控えたポジション調整
- リスク回避のドル買い圧力
- 短期筋のショートカバー
- セントルイス連銀ブラード総裁によるタカ派的発言
などが支援材料となり、週間高値110.23まで急伸しました。