今週のドル円の相場感想速報まとめ【2021年8月2日~8月6日】
今週のドル円相場は、週初109.69で寄り付いた後、週間安値108.72まで急落しました。
これは、下記のようなネガティブなファンダメンタルズが影響したと考えられます。
- 株式市場の軟調推移
- 原油先物価格の動き
- リスク回避の円買い圧力
- アメリカの長期金利の急低下
- ボウマンFRB理事の「労働市場が回復するには時間がかかる」という発言
などが重石となり、2021年5月26日以来の約2ヵ月ぶり安値となる108.72まで急落しました。
しかし、下記のようなポジティブなファンダメンタルズが影響し、結局高値110.36まで急伸しました。
- アメリカの7月失業率の力強い結果
- アメリカの早期テーパリング観測の再燃及び米長期金利の急上昇
- アメリカの主要株価指数の堅調推移
などが支援材料となりました。その後は下値が堅く、110.25近辺での越週となっております。