今週のドル円の相場感想速報まとめ【2021年7月19日~7月23日】
今週のドル円相場は、週初109.92で寄り付いた後、約2ヵ月ぶり安値となる109.07まで急落しました。
これは、下記のようなネガティブなファンダメンタルズが影響したと考えられます。
- 新型コロナウイルスの感染再拡大懸念
- 世界経済の先行き不透明感
- 欧米株の急落を受けたリスク回避の円買い圧力
- 米長期金利の急低下
- 90日移動平均線を下回ったことに伴う短期筋のロスカット
などが重石となり、2021年5月27日以来の約2ヵ月ぶり安値となる109.07まで下落しました。
しかし、下記のようなポジティブなファンダメンタルズが影響し、結局110.54近辺まで持ち直して越週となりました。
- 米主要株価指数が反発に転じたこと
- 原油先物価格の下げ止まり
- リスク選好の円売り圧力
- 米長期金利の急上昇
などが支援材料となりました。