今週のドル円の相場感想速報まとめ【2021年5月17日~5月21日】
今週のドル円相場は、週初109.28で寄り付いた後、週間安値108.57まで反落しました。
これは、下記のようなネガティブなファンダメンタルズが影響したと考えられます。
- 世界的な株価下落を背景としたリスク回避の円買い圧力
- クラリダFRB副議長によるハト派的な発言
- 対欧州通貨でのドル売り圧力
- 本邦第1四半期GDP速報値の冴えない結果
- 中国の規制強化に端を発した暗号資産市場の大暴落
- 米長期金利の低下圧力
などが重石となり、週間安値108.57まで反落しました。
しかし、以下のようなポジティブなファンダメンタルズが影響し、結局108.90近辺まで持ち直しての越週となりました。
- 米FOMC議事要旨のタカ派的な内容
- 米当局者のタカ派的発言
- 米5月総合PMI速報値の力強い結果
などが支援材料となり、108.90近辺まで持ち直しての越週となりました。