IronFX(アイアンフォレックス)は、世界180か国のトレーダーから安全性の高さを信頼されている海外FX業者です。そして、海外FX業界において最高水準の取引環境が整えられている業者だとも言われています。
IronFXの魅力としては、「最大レバレッジ1,000倍のため、元手資金以上の利益を狙うことができる」「スワップポイントが高く、中長期のトレードを有利に進められる」「日本語サポートが充実しており、日本語対応能力も高い」「NDD方式の業者でもあり(一部口座はDD方式)、信頼性の高い金融ライセンスを取得している」といったことが挙げられるでしょう。
この記事ではIronFXの概要について、数分で理解できるようにご紹介していきます。海外FXにおける見聞を広め、自分自身に最適な海外FX業者であるかどうかを確かめてみましょう。
目次
運営会社
IronFXは、「8Safe Limted」という会社が運営している海外FXブランドです。2010年からサービスの提供を開始し、日本へのサービス提供も行っています。
8Safe Limted社は、キプロスに本社を置いています。そして、欧州・南米・アジア・アフリカにも拠点を置いているようです。
ちなみに、IronFXは「FCバルセロナ(スペインのサッカーチーム)」のスポンサーとしても認められています。また、「Bank of America, Barclays, BNP Paribas, Citibank」という有名な金融機関をカバー先として契約している実績もあります。
このように世界的に有名なFCバルセロナのスポンサーを務めているうえ、有名金融機関との協力関係もあるため、IronFXの業者全体における信頼性・ブランド力は非常に高い部類だと言えるでしょう。
金融ライセンス
初めにもお伝えしたとおり、IronFXは信頼性の高い金融ライセンスを取得していることでも知られています。それも、1つだけでなく、以下複数の金融ライセンスを取得しているのです。
- キプロス証券取引委員会(CySEC)の金融ライセンス
- 英国金融行為監督機構(FCA)の金融ライセンス
- オーストラリア証券投資委員会(ASIC)の金融ライセンス
- 金融安定理事会(FSB)の金融ライセンス
このように、IronFXは主要国の金融ライセンスを複数取得していることが知られています。特に、「キプロス証券取引委員会(CySEC)」と「英国金融行為監督機構(FCA)」は金融ライセンスの中でも規制が厳しく信頼性も高いライセンスです。
業界的信用度トップクラスの金融ライセンスを2つ保有している他にも、「オーストラリア証券投資委員会(ASIC)」「金融安定理事会(FSB)」といった金融ライセンスを取得しているため、信用度に関しては申し分ないレベルだと言えるでしょう。
最大レバレッジ
こちらも前述したように、IronFXの最大レバレッジは「1,000倍」となっています。最大レバレッジ1,000倍というのは、海外FX業者の中でもかなり高い数値です。
ただ、多くの海外FX業者と同様に、IronFXでも口座タイプごとに最大レバレッジが異なってきます。IronFXは、「STP/ECN口座」と「ライブ口座」という口座タイプに大きく分かれており、それぞれの小分類は以下のとおりです。
◎STC/ECN口座
- NO COMMISSION口座
- ZERO SPREAD口座
- ABSOLUTE ZERO口座
◎ライブ口座
- マイクロ口座(変動制スプレッド)
- プレミアム口座(変動制スプレッド)
- VIP口座(変動制スプレッド)
- マイクロ口座(固定制スプレッド)
- プレミアム口座(固定制スプレッド)
- VIP口座(固定制スプレッド)
- ZERO FIXED口座
このうち、最大レバレッジ1000倍なのは、ライブ口座タイプのみです。STC/ECN口座に関しては、最大レバレッジが「500倍」となっています。ちなみに、NDD方式のマーケット取引決済を取り入れているのはSTP/ECN口座のみです。ライブ口座に関してはDD方式の相対取引決済となっているので注意が必要です。
なお、これらの最大レバレッジはあくまで最大の倍率であり、IronFXではこれより小さい倍率を選ぶことが可能です。このように最大レバレッジを固定されていないことが、IronFXの魅力だとも言えるでしょう。
また、IronFXでは口座残高によってレバレッジ制限がかかることはありません。多くの海外FX業者では、口座残高が増えるごとにレバレッジが小さく設定されしまうことがありますが、IronFXは他業者よりも自由度の高い取引環境を実現しているのです。
スプレッド
海外FX業者を選ぶ上で、「スプレッドが狭いかどうか」ということは、非常に重要なポイントだと言えるでしょう。国内FX業者に比べ海外FX業者はスプレッドが広い傾向もあるため、あらかじめしっかりと確認しておくことが重要です。
IronFXでは、10種類の口座タイプごとにスプレッドも異なります。ライブ口座においては、変動制スプレッドの口座と固定制スプレッドの口座に分かれているのが特徴です。そして、ライブ口座をスプレッドが狭い順に並べると、VIP口座>プレミアム口座>マイクロ口座となります。
また、STP/ECN口座においては、特にZERO SPREAD口座とABSOLUTE ZERO口座のスプレッドが低い数値を誇っています。
インジケーターの種類
IronFXでは、世界で最も有名な取引プラットフォームである「MT4(メタトレーダー4)」と「MT5(メタトレーダー5)」を利用することができます。
MT4は世界で最も利用されており、豊富なインジケーター・EA(自動売買ソフト)を取り揃えている優秀な取引プラットフォームです。そして、MT5はMT4の後継機であり、処理能力が高く動作が非常に早い取引プラットフォームとなっています。
ただ、取り扱っているインジケーターやEAの種類は、MT5よりもMT4の方が多いのが現状です。そのため、MT5を導入している業者は、まだそれほど多くありません。しかし、MT5の方が総合的な性能が高いため、今後はMT5へ移行してくる業者が増えてくると予想されているのです。
IronFXはこのようなMT4とMT5の両方に対応しているため、トレーダーのさまざまな運用方法に、柔軟な対応をしていくことが可能だと言えるでしょう。それでは、MT4とMT5に標準搭載されていないインジケーターで、かつ優秀なインジケーターについてご紹介していきます。
1. 未来予想インジケーター
「未来予想インジケーター」とは、現在におけるチャートの状況と近似しているチャートを見つけ、それをもとに今後のチャート推移を予想してくれるインジケーターのことです。
国内FX業者では、このような未来予測ツールを多く取り扱っている傾向があります。そして、従来は国内FX業者の取引プラットフォームで利用できるインジケーターです。
そこで、MT4における未来予測ツールとして登場したのが、未来予想インジケーターになります。未来予想インジケーターは使い勝手が良いため、海外FX初心者の方にもおすすめのインジケーターです。
2. ゴールデンクロス・デットクロスサインアラートインジケーター
「ゴールデンクロス・デットクロスサインアラートインジケーター」とは、異なる期間の移動平均線が交差したタイミングで、トレンドの変化を判断しエントリーするテクニカル指標のことです。
移動平均線とは、一定期間における価格の平均値を計算し、それを線でつないで表したグラフのことを言います。移動平均線は代表的なテクニカル指標の1つで、多くのテクニカル指標開発の参考となっているほどのインジケーターです。
ゴールデンクロス・デットクロスサインアラートインジケーターも未来予想インジケーターと同様に、非常に使いやすいインジケーターとなっています。そのため、初心者の方は積極的にインストールすべきインジケーターの1つだと言えるでしょう。
EA(自動売買ソフト)
IronFXでは、EA(自動売買ソフト)を利用することが認められています。そして、IronFXの取引プラットフォームにはMT4を導入しているため、豊富な種類のEAを選ぶことができるのです。
さらに、MT4には有料のEA以外にも無料のものがあります。そのため、EA購入におけるコストを抑えることも可能です。優秀な無料EAも多く存在するため、自分自身に最適な自動売買ツールを選びましょう。
ちなみにIronFXの公式サイトでは、EAの取引は一度バックテストをしてから本取引に利用することを推奨しています。
また、IronFXでは自動売買ツール以外にも、「ミラートレード」を活用した自動売買が使い放題となっています。ミラートレードとは裁量トレードとは異なり、プロトレーダーのトレード手法(ストラテジー)に任せて自動的に取引を行なっていくことです。
ミラートレードもFX初心者におすすめの売買方法なので、興味がある方はこれを機に利用してみると面白いかもしれませんね。
マージンコール
IronFXでは、口座タイプごとにマージンコールが発動される証拠金維持率が異なります。IronFXにおける口座タイプごとのマージンコールラインは、以下の通りです。
- NO COMMISSION口座:証拠金維持率100%
- ZERO SPREAD口座:証拠金維持率100%
- ABSOLUTE ZERO口座:証拠金維持率100%
- マイクロ口座:証拠金維持率40%
- プレミアム口座:証拠金維持率40%
- VIP口座:証拠金維持率40%
- ZERO FIXED口座:証拠金維持率40%
このように、ライブ口座においては証拠金維持率「40%」を下回ることで、STP/ECN口座においては証拠金維持率「100%」を下回ることで、マージンコールが発動します。マージンコールによってトレーダーはロスカットラインが近づいていることを知ることができるため、マージンコールは大切な指標だと言えるでしょう。
また、海外FX業者によってはマージンコールを発令しない業者もあるため、IronFXは良心的な海外FX業者の部類だとも言えます。それでは、IronFXにおけるロスカットラインはどうなっているのでしょうか?
ロスカット
IronFXにおけるロスカットラインは、下記の通りです。
- NO COMMISSION口座:証拠金維持率80%
- ZERO SPREAD口座:証拠金維持率80%
- ABSOLUTE ZERO口座:証拠金維持率80%
- マイクロ口座:証拠金維持率20%
- プレミアム口座:証拠金維持率20%
- VIP口座:証拠金維持率20%
- ZERO FIXED口座:証拠金維持率20%
ご覧のとおり、ライブ口座におけるロスカットは証拠金維持率「20%」、STP/ECN口座におけるロスカットは証拠金維持率「80%」を下回ることで発動されます。ロスカットとは、トレーダーの損失がある一定のラインを下回ることで、損失分をそこで確定することです。
このように、ロスカットはトレーダーの損失を拡大させないための業者の措置であり、ストップアウトレベルと呼ばれることもあります。
両建て
IronFXでは、両建てトレードを行うことも可能となっています。そのため、同一通貨ペアにおける買いポジションと売りポジションを同時に保有することが可能です。
ただ、他の海外FX業者と同様に、IronFXでは「複数口座における両建てトレード」「他業者との両建てトレード」「ボーナスを使用した口座での両建て」といった行為は禁止しています。また、IronFXでは、「同じ通貨同士における両建て」もできません。
すなわち、多くの通貨ペアのポジションを持っているとき、同じ通貨同士にならない場合に、両建てが可能になるということです。海外FX業者における両建てルールは、ほとんどの業者において同様の内容となっているため、基本的に複数口座での両建てトレードは控えておいた方が無難だと言えるでしょう。
ゼロカットシステム
IronFXでは、全ての口座タイプにおいてゼロカットシステムが搭載されています。「ゼロカットシステム」とは、マイナス分の損失が発生してしまった口座を、0の残高に戻してくれるシステムのことを指します。
すなわち、ゼロカットシステムによってトレーダーはマイナス分の借金を背負う必要がなくなるということです。ゼロカットシステムを導入していない国内FX業者などでは「追証(追加保証金)」が発生してしまいます。
しかし、ゼロカットシステムを導入しているIronFXを始めとした海外FX業者では、追証が発生することもありません。そのため、IronFXの最大レバレッジ1,000倍での資産運用が心理的に行いやすくなります。
追証が発生するということはトレーダーにとって心的負荷になることなので、これが発生しないということは非常に大きなメリットだと言えるでしょう。
取引手数料
IronFXの各口座における取引手数料は、以下のとおりです。取引手数料はスプレッドと同様に取引コストを抑えることに大きく関係してくるため、あらかじめ確認しておきましょう。
- NO COMMISSION口座:無料
- ZERO SPREAD口座:3.25ドル~6.75ドル(片道)
- ABSOLUTE ZERO口座:無料
- マイクロ口座(変動制スプレッド):無料
- プレミアム口座(変動制スプレッド):無料
- VIP口座(変動制スプレッド):無料
- マイクロ口座(固定制スプレッド):無料
- プレミアム口座(固定制スプレッド):無料
- VIP口座(固定制スプレッド):無料
- ZERO FIXED口座:9ドル~21.5ドル(片道)
このように、IronFXではZERO SPREAD口座とZERO FIXED口座以外の口座タイプでは、取引手数料が無料です。そのため、取引手数料が無料でスプレッドにおける手数料も小さく抑えられる口座なら、取引コストを大きく抑えることも可能となるでしょう。
入金手段
IronFXの入金方法としては、以下7種類が挙げられます。
- クレジットカード
- 海外銀行送金
- 暗号通貨
- 国内銀行送金
- PerfectMoney
- astropay
- Bitwallet
海外FX業者の中でも、入金方法の種類が豊富だということがお分かりいただけると思います。
また、押さえておきたいポイントとしては、「ライブ口座は初回入金額によって自動で振り分けされる」ということがあります。すなわち、ライブ口座は入金額によってMICRO口座、PREMIUM口座、VIP口座に自動で振り分けられるということです。
- 初回入金額100ドルから→MICRO口座
- 初回入金額1,000ドルから→PREMIUM口座
- 初回入金額10,000ドルから→VIP口座
このポイントをしっかりと押さえてから入金を行うようにしましょう。それでは、IronFXの「出金方法」にはどのような種類があるでしょうか?
出金手段
IronFXには、以下3種類の出金方法があります。
- クレジットカード
- bitwallet
- 銀行送金
IronFXの出金にはこのような種類がありますが、入金方法によって選べる方法も変わってきます。たとえば、クレジットカードで入金したときはクレジットカードでの出金を行わなけらばなりません。
すなわち、出金の際は入金方法と同じ方法で出金しなければならないということです。また、入金額と同じ金額まで出金する必要もあるので注意しましょう。そのため、入金する際はこういった点も考慮しなれけばならないというわけです。
ボーナス・キャンペーン
IronFXでは、お得なボーナスキャンペーンも実施しています。IronFXのボーナスキャンペーンの種類は、以下のとおりです。
- 100%無制限シェアリングボーナス
- 40%パワーボーナス
- 20%Ironボーナス
「100%無制限シェアリングボーナス」では、入金額と同額のボーナスでもらうことができます。このボーナスの嬉しいところは、限度額がないということです。他の海外FX業者だと初回入金1度切りのボーナスであることが多いため、お得なボーナスキャンペーンだと言えるでしょう。
「40%パワーボーナス」では、入金額の40%をボーナスとしてもらうことができます。そして、「20%Ironボーナス」は、入金額の20%分のボーナスをもらうことができるボーナスです。
なお、IronFXのボーナスキャンペーンには注意するべきポイントが存在するため、いくつかの注意点について、1つずつ確認しておきましょう。
ボーナスがもらえるのはライブ口座のみ
ボーナスにおける注意点として1番重要なことは、「ボーナスが適用されるのはライブ口座」のみということです。そのため、STP/ECN口座タイプだとボーナスをもらうことができないので注意しましょう。
一方、ライブ口座を開設することで、入金額に対してそれぞれのパーセンテージのボーナスを受け取ることができます。
ボーナスを重視している方は、ライブ口座を開設するようにしましょう。
ボーナス申請手続きが必要
ここまで、IronFXで実施しているボーナスの種類についてご紹介してきました。これらのボーナスは、トレーダーの口座へ自動で振り込みされることはありません。
そのため、ボーナスを受け取るためには、ボーナスを申請する手続きが必要です。そして、そして、「口座に入金が反映されてから5営業日以内にボーナス申請する」「ボーナスの入金前に取引を開始すると、ボーナスを受ける権利を失う」というように、ボーナス申請には期限があります。
そのため、ボーナスを申請する際は、期限にも気をつけていきましょう。
ボーナスの出金はできない
IronFXでもらったボーナスは、出金することができません。そのため、もらったボーナスはあくまでFXトレードにおける軍資金ということになります。
各種手数料
IronFXにおける各種手数料は、以下のとおりです。
- 取引手数料:無料(ZERO SPREAD口座とZERO FIXED口座のみ有料)
- 口座維持料:無料
- 入金手数料:無料
- 出金手数料:無料
IronFXでは、入金・出金においても手数料がかかることがありません。ただ、取引1lot未満で出金する場合は、3%の手数料が別途発生することもあるため注意しましょう。
取引時間
IronFXにおける取引時間は、以下のとおりです。
- 日本夏時間:月曜日6:00~土曜日6:00
- 日本冬時間:月曜日7:00~土曜日7:00
ただ、USDRUBやEURRUBなど、一部の通貨ペアにおいては例外となっているため注意です。
日本語サポート
IronFXでは、電話・メール・チャットでの日本語サポートが以下の時間帯に可能となっています。
- 電話:平日15~翌2時
- メール:平日24時間
- チャット:平日15~翌2時
このように対応時間も比較的長く、問い合わせのレスポンスも非常に早いと評判です。難しい案件にも丁寧に対応してもらえるようでもあり、高品質な日本語サポートを提供していることがうかがえます。
評判や口コミ
IronFXにおける良い評判には、以下のようなことが挙げられています。
- レバレッジ最大1,000倍
- ABSOLUTE ZERO口座の取引コストが非常に安い
- 海外FX業者の中でもトップクラスのスワップの高さ
- 通貨ペアは最大84銘柄と豊富、その他の取扱銘柄も充実している
- 口座通貨に日本円が選べる
- ゼロカットの採用ため、追証が発生しないという安心感
- 日本語サポートが丁寧
- 入金ボーナスが嬉しい
一方、IronFXへの批判的な口コミは以下のとおりです。
- 分別管理で資金管理をしているため不安、信託保全で資金管理してほしい
- 入金額によってSTP/ECNが自動で切り替わる
他業者では口座ごとにSTP・ECN方式が明確に区分されていますが、IronFXではボラティリティによって、この2つが自動的に切り替わります。この特異な性質から、「使いづらい・・・」と感じてしまう方は少なからずいらっしゃるようです。
まとめ
ここまでIronFXの取引環境や評判を詳しく説明してきましたが、いかがだったでしょうか。
IronFXは充実した取引環境を確かに提供しているということが、よくお分りいただけたと思います。
他の海外FX業者には見られない魅力も詰まっているため、1度利用することを検討してみてはいかがでしょうか。