Tradeviewの評判や評価・安全性などの特徴が3分で丸わかり

Tradeview(トレードビュー)は、海外FXにおいて優良FX業者の1つとして挙げることができる海外FX業者です。Tradeviewは、中堅業者から老舗業者へと変わろうとしている長い運用歴を持ちます。

さらに、Tradeviewには「国内FX業者に匹敵する極狭スプレッドを持つ」「利用できる取引プラットフォームが豊富」「様々な金融ライセンスを取得している」「ユーザーの資金は信託保全で管理」「業界トップクラスの約定力」「取引銘柄の種類が豊富」「豊富な入出金方法」といった数々のメリットがあることで知られています。

このように、Tradeviewには海外FX業者として優秀な所が多くあるため、今後はさらに業績を伸ばしていくことが期待できるでしょう。ただ、日本国内では「Tradeviewについて知らない」というトレーダーも多く、知名度はそこまで高くないというのが現状です。

この記事ではTradeviewの概要について、たった数分で理解できるようにご紹介していきます。日本での知名度があまり高くないTradeviewについて、誰よりも詳しく理解を深めていきましょう。

運営会社

Tradeviewは、「Tradeview Ltd」という会社が運営している海外FX業者です。日本での知名度は低いものの、2004年から設立されている「知る人ぞ知る優良海外FX業者」だと言えるでしょう。

Tradeview Ltd社は、「トレーダーに最高の取引環境を提供する」という運営方針のもと、多くのトレーダーからの支持を得ています。これは、Tradeview Ltd社のCEOであるティモシー・フレイ氏の「スプレッド水準・約定力の向上など、トレード環境の整備に使うべき」という考え方に由来する運営方針です。

こういった考え方に多くのトレーダーが共感し、Tradeviewは勢力を拡大させています。Tradeviewでは、ティモシー・フレイ氏を始めとした経営陣の考え方や決算情報が公表されているため、安心してFXトレードを行なっていくことができるでしょう。

それでは、Tradeviewはどのような「金融ライセンス」を取得しているのでしょうか?

金融ライセンス

初めにもお伝えした通り、Tradeviewは複数の金融ライセンスを取得している海外FX業者です。Tradeviewが取得している金融ライセンスは、以下のとおりとなっています。

  • イギリス領ケイマン諸島Cayman Island Monetary Authority(CIMA)
  • マレーシアLabuan Financial Services Authority(Labuan FSA)
  • ペルーFinancial Conduct Authority(FCA)
  • イギリスFinancial Conduct Authority(FCA)
  • ヨーロッパMalta Financial Services Authority(MFSA)

Tradeviewが取得している金融ライセンスのうち、「イギリス領ケイマン諸島(CIMA)」がメインの金融ライセンスだと言えるでしょう。ケイマン諸島金融庁は1997年頃に設立されて以来、現在まで活動を続けている歴史の深い金融庁です。

そして、イギリス領ケイマン諸島の金融ライセンスは、世界的な基準としても高いレベルを持つ金融ライセンスとなっています。そのため、Tradeviewは信頼を置ける海外FX業者であることは間違いないと言えるでしょう。

最大レバレッジ

Tradeviewでは、最大レバレッジ「500倍」をトレーダーに提供しています。レバレッジを活用することで少ない資金からでも、大きな利益を得ることができるようになります。国内FX業者は最大レバレッジ25倍となっているため、500倍のTradeviewは非常に高いレバレッジを持っていることが、よくお分りいただけるでしょう。

また、Tradeviewではレバレッジを1倍、10倍、50倍、100倍、200倍、400倍、500倍から選択することができます。

ただ、Tradeviewは各口座タイプによって、最大レバレッジが異なってくるため注意が必要です。Tradeviewは、STP方式の口座として「X Leverage口座」「Currenex口座」、ECN方式の口座として「ILC口座」「MT5口座」「cTrader口座」という5種類の口座タイプがあります。

他業者と比べても豊富な種類の口座タイプを持っていることが分かりますが、各口座タイプごとの最大レバレッジは以下のとおりです。

  • X Leverage口座:最大レバレッジ500倍
  • Currenex口座:最大レバレッジ200~400倍
  • ILC口座:最大レバレッジ200倍
  • MT5口座:最大レバレッジ100倍
  • cTrader口座:最大レバレッジ200~400倍

また、Tradeviewでは口座残高が「1,000万円」を超えると、レバレッジ制限として100倍に引き下げられます。さらに、仮想通貨CFDの取引だと最大レバレッジは「25倍」までに引き下げられます。

このように、口座タイプ・口座残高・取引銘柄によって、最大レバレッジ500倍でトレードできなくなることもあるので注意しましょう。

スプレッド

Tradeviewは、国内FX業者にも劣らない優秀なスプレッドを持っています。特に、ECN口座の「ILC口座」におけるスプレッドが非常に狭くなっておりオススメです。

Tradeviewはスタンダード口座においても十分に狭いスプレッドを持っていますが、ILC口座は海外FX業者トップクラスの極狭スプレッドを持っています。スプレッドが狭いことで有名な業者である「TITANFX」を凌ぎ、国内FX業者と遜色ないスプレッドだと言えるほどです。

また、Tradeviewはスキャルピングを許容している海外FX業者でもあります。そのため、主にスキャルピングトレードを行なっているトレーダーの方は、Tradeviewに乗り換えることで、より快適な取引環境を手に入れることになるでしょう。

インジケーターの種類

こちらも初めに記述したとおり、Tradeviewは豊富な取引プラットフォームを採用している海外FX業者です。Tradeviewでは、以下の取引プラットフォームを利用することができます。

  • MT4(メタトレーダー4)
  • MT5(メタトレーダー5)
  • cTrader(シートレーダー)
  • CURRENEX(カリネックス)

取引プラットフォームとして世界的な人気を誇る「MT4」、その後継機である「MT5」が利用できるだけでもメリットだと言えるでしょう。さらに、Tradeviewは世界のプロトレーダーから高い評価を受けている「CURRENEX」を利用できる数少ない海外FX業者でもあります。

そして、Tradeviewでは「cTrader」が1番おすすめの取引プラットフォームだと言われているようです。cTraderは、「チャートを表示しながらのワンタップ注文が可能」「自動で損切り・利食いを設定可能」など、スキャルピングトレードに最適な機能をたくさん持ち合わせています。

それでは、cTraderで利用することができるインジケーターについて見てみましょう。

1. 移動平均線(MA)

「移動平均線(Moving Average)」は多くのトレーダーに利用されており、代表的なテクニカル指標の1つとなります。移動平均線とは、特定の期間における価格の平均値を計算し、折れ線グラスで表したものです。

移動平均線を活用することで、「相場が上昇傾向なのか下降傾向なのか、現在の相場のトレンドを理解できる」「ポジションの含み損が含み益になったり、含み益が含み損に変わるのを見極められる」などのメリットを得ることができます。

このような移動平均線は多くのテクニカルチャートに応用されているため、使いこなせばほとんどのインジケーターを利用できるようになるでしょう。

たとえば、MACD(マックディー)というインジケーターでは、短期の移動平均線と中長期の移動平均線が使われています。また、ボリンジャーバンドというインジケーターは、移動平均線と標準偏差で構成されていたりすることが挙げられるでしょう。

このように、移動平均線はさまざまなところで活用されている優秀なインジケーターなのです。

2. RSI

移動平均線と同様に、「RSI(Relative Strength Index)」というインジケーターも、テクニカルチャートの1つです。RSIを日本語に訳すと、「相対力指数」となります。

RSIは初心者におすすめの分りやすいテクニカルチャートで、1本のラインで表すインジケーターです。このラインによって、「買われすぎ」か「売られすぎか」を判断することができます。

ただ、移動平均線やRSIなどのテクニカルチャートは、相場の動きを完璧に予想できるわけではありません。チャートの予想どおりに動かない場合も、たまには起こるものです。

テクニカルチャートには得意分野と不得意分野があるため、できるだけ複数のインジケーターを活用していくことが望ましいと言えるでしょう。

EA(自動売買ソフト)

Tradeviewではスキャルピングトレードだけでなく、「EA(自動売買ソフト)」を活用することも可能となっています。そして、EA利用に関しては特に制限がかけられていません。

そのため、海外FX初心者の型でもEAを活用することで、効果的なトレードをしていくことができます。特に、プラットフォームMT4は豊富なEA・インジケーターを取り扱っていることで有名です。

MT4を取引プラットフォームとして利用していけば、様々なEAを使ったり、自分自身に最適なEAでトレードしていくことができるでしょう。一方、MT5は基本性能が高い分、EAやインジケーターの種類はMT4よりも少ないです。

また、MT4で利用することができるEAは、cTraderで利用することはできません。MT4のプログラムはMQL4で、cTraderはc言語だからです。このように、Tradeviewで自動売買を行うのなら、MT4がオススメだと言えます。

マージンコール

Tradeviewは、マージンコールが発令されない海外FX業者の1つです。「マージンコール」とは、トレーダーがロスカットされそうなときに、業者がそれを教えてくれるシステムのことです。

このように、トレーダーはマージンコールによって、ロスカットラインが近いことを知ることができます。そして、口座残高に証拠金を追加入金したりしてロスカットを回避していくことが可能です。

そのため、マージンコールが発令されないTradeviewでは、口座残高を自分でしっかりと管理していかなければなりません。そういった点では、Tradeviewはセルフマネジメントをしっかりと行える人向きの海外FX業者だと言えるでしょう。

ロスカット

そして、Tradeviewでは証拠金維持率が「100%」を下回った場合、ロスカットが発動します。ロスカットとは、トレーダーの損失が拡大しないようにするために、証拠金維持率がある一定のラインを下回った場合に損失分を強制決済することです。

そのため、ロスカットはトレーダーの救済システムでもあるのですが、含み益をもっていたポジションの場合でも容赦なくロスカットされてしまいます。そのため、ロスカットされなければ利益になるという場合は、逆に損失を生んでしまうのです。

では、Tradeviewでロスカットを避けるためには、どうしたら良いでしょうか?まず、Tradeviewのロスカットラインは100%ですが、他業者では20~50%であることが多いです。他業者と比べても、ロスカットラインが高いことがよく分かりますね。

すなわち、Tradeviewはロスカットされやすい業者に分類されます。そのため、Tradeviewでは資金に余力を持たせることが大切です。そうしないと、簡単にロスカットされてしまうでしょう。

ただ、ロスカットラインが高いことは、「ロスカット後の証拠金が多い」というメリットがあります。そのため、ロスカット後の立ち直りが早く、資金に余力を残して再挑戦することができるでしょう。

両建て

Tradeviewでは、両建てトレードを行うことが可能です。「両建て」とは、同じ銘柄における買いポジションと売りポジションを同時に保有することを言います。業者によっては両建てを禁止しているところもあります。

また、Tradeviewでは両建てに関する規制がかけられていません。そのため、「複数口座での両建て」「他業者との両建て」を行うこともできます。

同一口座の両建ては許容しているものの、「複数口座での両建て」「他業者との両建て」を禁止している業者は多いです。これは、両建てとゼロカットシステム・ボーナスの関係性が理由となっています。

ゼロカットシステムは、トレーダーの口座残高がマイナスになった場合に、業者が代わりに負担してくれるシステムです。そのため、トレーダーはゼロカットによって証拠金以上の損失を生むリスクがなくなります。

複数口座での両建てにゼロカットシステムを悪用することで、一方の口座で損失を抑え、他方の口座で最大限の利益を挙げることが可能になります。ボーナスもこれと同様で、ゼロカット適用分をボーナスに置き換えることで、FX業者が負担するばかりになってしまうのです。

このため、Tradeviewでは自由な両建てとなっていますが、ゼロカットを前提とした大胆な両建ては控えた方が無難でしょう。規約にないとはいえ、ゼロカット・ボーナスを悪用した両建ては、不正としてペナルティを受ける可能性は十分ありえるからです。

ゼロカットシステム

Tradeviewはゼロカットシステムを採用しているため、追証なしのトレードを行なっていくことができます。ただ、ゼロカットされるということは証拠金が0になることに変わりないため、できるだけゼロカットされないように工夫して運用していくことが大切です。

取引手数料

Tradeviewでは、口座タイプごとに取引手数料が以下のように異なります。

  • X Leverage口座:無料
  • Currenex口座:無料
  • ILC口座:1lotあたり往復5ドル
  • MT5口座:1lotあたり往復5ドル
  • cTrader口座:1lotあたり往復5ドル
  • Currenex口座:1lotあたり往復6ドル

 

このうち、ILC口座はスプレッドが特に狭い上、他業者のECN口座と比べても取引手数料が安いためオススメです。また、このように口座タイプごとに取引手数料が違うことに気をつけましょう。

入金手段

2024年現在のTradeviewでは、合計19種類の入金方法が存在します。他の海外FX業者と比べても、かなり豊富な入金方法があることがお分りいただけるでしょう。

そこで、Tradeviewの入金方法を大きく分けると、以下3種類となります。

  • 銀行送金
  • クレジットカード
  • オンラインウォレット

出金手段

一方、Tradeviewの出金方法も全13種類と多く、主な出金方法をまとめると以下のとおりになります。

  • クレジットカード
  • 銀行送金
  • オンラインウォレット

また、Tradeviewには「入金時と出金時の方法を合わせなければならない」というルールがあります。これは、資金の流れを把握するために必要なルールです。

すなわち、クレジットカードで入金した場合はクレジットカードで出金、オンラインウォレットで入金した場合はオンラインウォレットで出金しなければなりません。これは他の海外FX業者でも定められていることが多いルールなので、よく覚えておきましょう。

ボーナス・キャンペーン

海外FX業者といえば、「豪華なボーナスキャンペーンを実施している」ということが、大きな魅力だと言えるでしょう。ただ、海外FX業者の1つであるTradeviewでは、ボーナスキャンペーンを実施していません。

「Tradeviewがボーナスキャンペーンを実施しないのはなぜか?」と思われることでしょう。それは、Tradeviewがトレーダーの取引環境の整備に重きを置いている海外FX業者だからです。

海外FX業者のボーナスは規模が大きいことから、それだけコストがかかってしまいます。そのため、そのコストを割くことができれば、より充実した取引環境の整備にコストをかけることができるのです。

取引に有効活用できるボーナスがないのは残念でもありますが、その分取引手数用がやすかったり、狭いスプレッドでのトレードが実現可能となります。そのため、全体的に見ればボーナス以上にお得な取引が可能なのかもしれません。

このように、ボーナスキャンペーンを実施していないことはメリットとなるケースもあるのです。また、過去にTradeviewはボーナスキャンペーンを実施したこともあります。ただ、これは極めて稀な例なので、あくまでTradeviewにボーナスキャンペーンはないと考えておきましょう。

各種手数料

Tradeviewにおける各種手数料は、以下のとおりです。

  • 取引手数料:STP口座のみ無料(ECN口座は有料)
  • 口座維持料:無料(90日間1度もトレード履歴がないと月ごとに手数料が発生する)
  • 入金手数料:無料(銀行振込手数料は別途に発生する)
  • 出金手数料:無料(オンラインウォレットでは手数料が発生することがある)

ご覧のとおり、Tradeviewでは基本的に各種手数料を大きく抑えることが可能です。ただ、出金手数料に関しては、bitwalletなどのオンラインウォレットで出金手数料が発生することがあります。

それでも、bitwalletの出金手数料は比較的安く、使い勝手の良さからオススメの出金方法となっています。このように、Tradeviewでは条件によって各種手数料に違いが出てくるので注意が必要です。

取引時間

Tradeviewでは、銘柄ごとに取引時間が異なってきます。FX通貨ペアにおける夏時間と冬時間における取引時間は以下のとおりです。

 

  • 日本夏時間:月曜日06:05~土曜日05:55
  • 日本冬時間:月曜日07:05~土曜日06:55

このように、夏時間は冬時間よりも1時間早く開いて1時間早く閉まります。

また、各CFD商品は平日の数時間だけ取引をすることが可能です。Tradeviewの各銘柄における取引時間は、MT4/MT5などの取引プラットフォームで確認する必要があります。

日本語サポート

海外FX業者であるTradeviewには、電話・メールによる日本語サポートがあります。さらに、Tradeviewには日本人スタッフが4人も在籍しているため、スムーズな対応が期待できそうです。

Tradeviewの日本語サポートは、月曜 ~ 金曜までの24時間対応が可能となっています。

評判や口コミ

Tradeviewの良い評判としては、以下のようなことが挙げられているようです。

  • 完全NDD方式業者のため、取引における信頼性が高い
  • スプレッド・各種手数料が非常に安い
  • 信託保全にて資金管理している
  • 取引における厳しい制限がない
  • MT4/MT5/cTrader/Currenexなど取引プラットフォームが豊富
  • 全口座タイプにデモ口座があり、お試しから始めることができる
  • 取引銘柄の種類が多い
  • 約定力が高い

一方、Tradeviewの批判的な口コミとしては、このようなことが挙げられています。

  • 口座開設方法が面倒・分かりづらい
  • 取引ルールが分かりづらい
  • 信頼性の高い金融ライセンスを取得している
  • 最大レバレッジの変更が煩わしい
  • 慣れるまで使いづらい
  • ボーナスキャンペーンを実施していない
  • 日本語によるサポートが充実しているとは言い難い

Tradeviewは取引に関する厳しいルールが存在しないメリットがあるものの、かえって取引ルールが曖昧になり、分かりづらくなってしまっているようです。それでも、使い慣れれば充実した取引環境だと言えるので、快適なFXトレードを行なっていくことができるでしょう。

まとめ

Tradeviewにはボーナスキャンペーンなどを実施していないものの、非常に整えられた環境で取引が魅力となっています。Tradeviewに限らず、それぞれの海外FX業者にはメリット・デメリットがあります。

そのため、最も大切なのはトレーダー自身に最適な業者を選ぶことなのです。