本記事では、FBSの出金拒否事情についてお話します。
FBSで出金拒否を受けないための注意点も挙げていくので、FBSでのトレードを検討している方はぜひ最後までご覧ください。
目次
FBSで出金拒否は発生しているのか?
最初にお伝えしてしまいますが、FBSにおいて悪質な出金拒否は起きていません。
口コミなどを調べてみたところ、これまで1回も悪質な出金トラブルはないようです。
それもそのはず。FBSほどの大手のFX業者が出金拒否を発生させてしまえば、今まで積み上げてきた信頼を一気に失うことになります。
FBSに限らず、多くの海外FX業者が「何としても出金拒否はしないようにしないと!」と神経を尖らせているものと思われます。
ただし利用者側が「出金拒否だ」と思い込む場合はある
ですが、FBSの利用者側が実際にはきちんと出金されている(少し待てばされる)のに、出金拒否されたと思い込んだり、されたと言い張ったりする場合があります。
海外FX関連のレビューサイトをチェックしてみたところ、そういった口コミが複数あることが分かりました。
- 入金方法と出金方法の兼ね合い
- クレジットカード使用時の着金日数関係
- 単なる言いがかり
1.入金方法と出金方法の兼ね合い
海外FXブローカーを使う場合、入金方法と出金方法は同じものでなければなりません。
(利益分については、出金方法を違うものにする必要性が出る場合もあります。詳しくはFBSの公式サイトなどをご覧ください)
例えば入金方法としてビットウォレットを選んだのに、ボンサイトレーダーで出金することはできないという事ですね。普通に出金拒否されます。
2.クレジットカード使用時の着金日数関係
FBSにおいてクレジットカードを出金方法に選ぶと、着金までに数日かかります。
そして、10日ほど待っただけで出金拒否だと騒いだ人が過去にいるようです。
10日というのは平均より少し長いですが、それでもすぐに出金拒否を疑うのはあまりにも気が早すぎます。
なんといっても、クレジットカードでの入金・出金方法によっては着金までに2~3か月要する可能性もありますからね。
3.単なる言いがかり
信じがたいことかもしれませんが、「FBSにクレジットカード情報を登録するのに手間がかった」というだけで、「FBSで出金拒否が起きた!」というレビューを残している人がいます。
ですが、このレビュアー。レビューを読み進めると、普通に何回も出金に成功していることが見て取れます。
確かにFBSに限らずクレジットカードの情報の登録はちょっと面倒かもしれません。
ですが、大事な個人情報を扱うわけですから、あまり簡単にすることもできません。
でも、これもFBSだけの話ではないのですが、何かあるとすぐに「詐欺!」だの「出金拒否!」だの言う人が結構いますね……。
本人としては負けたストレスの解消でしかないのかもしれませんが、ネット上で情報を探る人からすればいい迷惑です。
また、相手の拠点が海外ですからまずない話ですが、あまりにも酷い言いがかりをつけると法的対応などが取られるかもしれません。
そもそも「取引で負けたことを何かのせいにする」「取引で負けたからといって、筋の通らない腹いせをする」という事をしている時点でその人はロクなトレーダーになれません。
そんなことをしている暇があるなら、FXの勉強や相場の分析をすべきです。
FBSで出金拒否された……と思うときはどうする?
それでも100パーセント出金拒否が発生しないとは断言できません。
限りなくゼロに近いですが、あなたが最初の一人になる可能性がないわけではありませんよね。
では、そんなときはどうすればいいのでしょうか。
- とりあえず規約のチェック
- 次にFBSに連絡
- 最後にその他機関に連絡する
1.とりあえず規約のチェック
出金拒否が起こった場合は、ほぼ100パーセント「利用者側に責任のある出金拒否」であると言えます。
とりあえずFBSの規約をチェックしてみましょう(規約に関しては後述)。
規約を破っていれば出金拒否されてもおかしくありませんし、それは「正当な出金拒否」です。
ただ、一般的な投資家ならFBSの規約は意識せずとも守れます。
ちゃんと考えれば、何か心当たりが見えてくるはずです。
と言いますか、「あ、あれかな……」と罪悪感を覚える人さえいるかもしれません。
2.次にFBSに連絡
規約を破っていないと判断したのであれば、FBSに連絡してみてください。
利用者側が本当にクリーンなのであれば、それできちんと出金されるはずです。
また、規約を破ってしまった場合でも、念のためFBSに連絡して出金をお願いしてみましょう。多分無理ですが、やらないよりはマシです。
3.最後にその他機関に連絡する
それから、ビットウォレットやクレジットカード企業などの不具合によって、出金拒否(のような事態)が発生することもないとは言い切れません。
FBSに相談しても解決しなかったのであれば、各機関に連絡してみましょう。
トレーダーがついつい破りやすいFBSの規約
続いて、投資家がついつい違反してしまいやすいFBSの規約をいくつか挙げていきます。
これらを破ると出金拒否処分が下るかもしれません。
- 極端に速いスキャルピング取引
- ゼロカットシステムの違反利用
- 裁定取引
- 両建て関連
1.極端に速いスキャルピング取引
FBSはスキャルピング取引ができるブローカーです。
スキャルピング取引の利益は少なくなりやすいですが、FBSの魅力である「レバレッジ3000倍」に設定してトレードすれば非常に稼ぎやすいです。
ただし、自動売買ツール等によって極端にハイスピードなスキャルピング取引を行うと出金拒否処分が下るかもしれません。
(自動売買ツールの使用そのものはOKです)
2.ゼロカットシステムの違反利用
長くなるので詳しい解説はしませんが、
- ゼロカットシステムを悪用したギャンブル的なトレード
- 「ゼロカットシステムが発生する」ことを前提とした極端なローリスクハイリターン手法
などをやっていると出金拒否処分を受ける可能性があります。
ゼロカットシステムはあくまで「万が一の救済処置」でしかないので、「ゼロカットを高確率で発生させること」を前提としたトレード戦略を組むのはNGです。
3.裁定取引
「ブローカーごとに同じ通貨ペアでも微妙に価格が違うこと」を利用して利益を出す手法のことを「裁定取引」と言います。FBSを含む多くのブローカーがこの行為をNGとしています。
ちなみに、裁定取引は「実践できれば100パーセント勝てるが、『実践することが』が非常に困難でありリターンも少ない」です。
ですから、妙な気を起こさずに普通に取引することをおすすめします。
4.両建て関連
FBSは両建てOKのブローカーです。
しかし、FBSが許容しているのは「1つの口座での両建て」オンリーです。
複数口座での両建て、2つの業者を使った両建て、誰かと協力して行う両建て……などは禁止されており、やってしまうと出金拒否処分を受ける恐れがあります。
まとめ
良識を持ってトレードしている限りは、FBSで出金拒否を受けることはないのでご安心ください。
逆に言えば「客観的に見てズルい取引手法」を実践していると出金拒否が発生するかもしれません。
「いや別に悪いことはしていないんだけど……」という場合は、出金方法や手続きなどでミスがないかどうか、もう一度確認してみましょう。