近年はFX(外国為替証拠金取引)の需要が高まっているため、新興海外FX業者も急速に増加しているというのが現状です。その新興海外FX業者の1つとして、「FXGT」が挙げられるでしょう。
FXGTとは、海外FX業者である「XM」や「Axiory」の創立メンバーや業界大手の役員クラスが、2019年12月16日に設立した新興海外FX業者です。FXGTはFXと併せて、株や仮想通貨FXも1口座内で取引できるハイブリット取引所でもあります。
2019年12月に設立されたのにも関わらず、FXGTは「豪華なボーナスキャンペーン」「ゼロカットシステム搭載」「日本語サポート対応」といった海外FX業者ならではの魅力や、「金融ライセンス取得済み」「豊富な銘柄の種類」など、安全性・信頼性の高さや充実したサービスを提供していることで、多くのトレーダーたちの間で評判になっています。
この記事では、そんな優秀海外FX業者であるFXGTについて、たった数分で理解できるように、分りやすくご紹介していきます。FXGTという海外FX業者について、しっかりと理解を深めていきましょう。
目次
運営会社
FXGTは、「360 Degrees Markets Ltd」という会社によって運営が行われています。上述したとおり、360 Degrees Markets Ltdは、XMやAxiory(実はCryptoGTも近しい布陣のようです)の創立メンバー及び、業界大手の役員クラスによって設立されました。
また、FXGTは為替と仮想通貨を融合させたハイブリット取引所であり、トレーダーたちに安定的な取引をしてもらうことや、従来とは異なるトレードなども提供しています。このように、FXGTは多くのトレーダーたちがFXライフを快適に過ごせることを目指し、最新のツールや取引ペアを提供し続けているのです。
それでは、FXGTの運営会社である360 Degrees Markets Ltdは、どのような金融ライセンスを取得しているのかについて、ここからは見ていきましょう。
金融ライセンス
海外FX業者の中には、金融ライセンスを取得せずに運営している業者も存在するため、口座開設をする前に「この業者は金融ライセンスを取得しているのか?」ということを確認しておくことが肝心です。さらに、金融ライセンスを取得している業者では法定通貨の入金も可能となるため、ユーザーとしてもメリットは多いと言えるでしょう。
そこで、FXGTは2019年に設立されたばかりの海外FX業者であるのに関わらず、海外FX業者の安全性を確証する上で重要となる「金融ライセンス」まで獲得しています。FXGTはセーシェル金融庁のライセンスを取得しており、登録番号は「8421720-1」となっています。
また、金融ライセンス取得の次に重要となるのが、「取得しているライセンスは強いのか?」ということです。正直、セーシェルの金融ライセンスを取得するのはそれほど難しくないようです。
そのため、セーシェルライセンスだけでは信頼性はそこまで高いとは言えないでしょう。ただ、FXGTのグループ会社である「ISPASS Technologies Ltd」は、非常に信頼性の高い「キプロス証券取引委員会(CySEC)の金融ライセンスを取得しているため、ある程度の信頼性は確保できていると言えます。
最大レバレッジ
最大レバレッジが25倍で固定されている国内FX業者と比べると、「ハイレバレッジによるトレードができる」というところが、海外FX業者の大きな魅力だと言えるでしょう。レバレッジが高いことでトレーダーは小さな資金から、より効率的なトレードができるようになります。
FXGTの最大レバレッジは「5,000倍」となっており、このレバレッジによって少額の資金から大口取引を行うことが可能です。Exnessの「最大レバレッジ21億倍」などに比べると、少々物足りないと感じるかもしれません。
しかし、FXGTの「最大レバレッジ5,000倍」は業界内でもトップクラスの高さです。利用できるのは新しくリリースされたオプティマス口座のみとなりますが、ハイレバ取引をしたい方は開設の価値が十分にあるのではないでしょうか。
スプレッド
「スプレッドが狭いのか?」ということも、海外FX業者を選ぶ上で重要なポイントとなります。スプレッドは、取引におけるコストを抑えることに大きく関わってくるからです。
FXGTは新興海外FX業者でありながら全体的なサービススペックが高く、スプレッドに関しても、優秀な業者だと評判になっています。他の海外FX業者のスプレッドよりも、FXGTのスプレッドは特に狭く、仮想通貨においてもDMM BitcoinやGMOコインよりも有利なスプレッドで取引をすることが可能です。
また、FXGTは取引銘柄が全132種類と非常に多く、通貨ペアも50種類と海外FX業者の中でも多く、マイナー通貨ペアである「トルコリラ円」も扱っています。さらに、スプレッドが狭いことで「スキャルピング(短期売買)」もしやすいです。
FXGTは「狭いスプレッドの海外FX業者を探している」という方にも、オススメな海外FX業者だと言えるでしょう。
インジケーターの種類
FXGTでは取引プラットフォーム(取引ツール)として、世界中のトレーダーから利用されている「MT5(メタトレーダー5)」を採用しています。
MT5はMT4よりも基本的な性能が高く、「シームレスで便利な取引環境」「世界最速のトレードができる」「さまざまな注文内容が可能で、非常に柔軟な投資戦略が可能」「高速なレスポンス」など、さまざまな利点を持つプラットフォームなのです。
また、MT5では多くのインジケーターを初期装備として備えているため、トレーダーは好きなインジケーターを選ぶことができます。そして、FXGTにおける全てのチャートは見やすく、1分間隔で作成することが可能となっています。
そのため、最大21のタイムフレームを同時使用し、チャート表示をコンパクト形式で表示することもできるのです。それでは、FXGTの取引ツールであるMT5は、どのようなインジケーターを利用できるのか、ここからは見ていくとしましょう。
1. 移動平均線(MA)
MT5で利用することができるインジケーターとして、「移動平均線(Moving Average)」を挙げることができるでしょう。
移動平均線とは、過去一定期間における終値の平均値を結んだインジケーターのことです。移動平均線を活用することで、チャートにおけるトレンドや方向性を見極めることができます。
世に出回っている多くのインジケーターがこの移動平均線を基にしているため、移動平均線の使い方を理解することで、さまざまなインジケーターを利用する際に応用できるようになるでしょう。
そのため、MT5を初めて利用するという方は、移動平均線の使い方をしっかりと確認しておくことが大切です。
2. MACD(マックディー)
「MACD(マックディー)」とは、「Moving Average Convergence and Divergence」の略で、直訳すると「移動平均収束拡散法」となります。MACDは、上述した移動平均線をもとに
テクニカル分析をするというインジケーターの1種です。
具体的に言うと、短期・中期の移動平均線と「シグナル」という移動平均線を組み合わせることで、売買ポイントを判断するという仕組みになっています。MACDはエントリーポイントが非常に分かりやすいため、FX初心者の方でもおすすめのインジケーターとなっているのです。
EA(自動売買ツール)
FXGTは取引プラットフォームとしてMT5を導入しているため、さまざまなインジケーターを利用することができる上に、「自動売買ソフト(EA)」を自由に導入することも可能となっています。
そのため、「海外FXを行うのは初めて」「感情的なトレードをしてしまう」「チャートをずっと見ていられない」という方にも、FXGTはおすすめの海外FX業者です。MT5にEAをあらかじめ設定しておくことで、組み込まれたプログラムによってトレードを自動的に行うことができます。
FXGTでは、「ライブラリやマーケットからEAを探す」「クラウド上で無料配布や有料配布されているEAを探す」「EAを自作する」といった方法で、EAを入手することが可能です。また、利用しようとしているEAの口コミなどからスペックなどをあらかじめチェックすることができるので、よく確認しておくと良いでしょう。
マージンコール
海外FXでトレードをしていく上で、「自分の口座残高がロスカットラインまで、あとどれくらいか?」ということを把握しておくことは重要です。
ロスカットはユーザーの損失を拡大させないための救済システムでもありますが、ロスカットされてしまうことで、トレーダーの考えとは関係なしに強制的に損失が確定されてしまうというデメリットがあります。
そのため、トレーダーとしてはできるだけロスカットを起こさせたくないものですよね。そこで、ロスカットの発生の恐れを知らせる警報であるのが、「マージンコール」となります。海外FX業者では証拠金維持率(口座残高)が50%になるとマージンコールが発動することが多いですが、FXGTでは証拠金維持率が80%で発動となります。
FXGTはマージンコールが発動されるのが早いということが分かりましたが、肝心のロスカットラインはどうなっているのでしょうか?
ロスカット
FXGTにおけるロスカットラインは、トレーダーの証拠金維持率が50%になると発動します。FXGTの最大レバレッジは1,000倍なので、100万円のポジションを持つには最低でも1,000円が必要になります。
必要証拠金が1,000円における50%なので、500円になるとロスカットが発動し、損失が確定してしまうというわけです。ロスカットラインは低く設定されている方が、トレーダーにとっては有利に働きます。
一方、FXGTのロスカットラインはこのように高く設定されているため、トレーダーにとっては不利というわけです。FXGTのロスカットラインにおいては、他業者よりも難点があると言えるでしょう。
両建て
海外FXにおいては「両建て」を禁止している業者が多いですが、FXGTは両建てを認めている業者の1つです。そのため、FXGTでは同じ通貨ペアにおける買いポジションと売りポジションの両方を所有し、取引アカウントのポジションをヘッジすることができます。
ただ注意しておきたいことは、FXGTで両建てが認められているのは同一口座のみで、それ以外の「他業者の口座における両建て」などは禁止だということです。
FXGTに限らず、多くの海外FX業者でもルール違反をした場合は、「出金拒否」「口座凍結」「アカウント消去」などの思いペナルティが課せられるため、両建てをする際は必ず同一口座のみで行いましょう。
ゼロカットシステム
利用している口座の損失分が拡大したことによって、マイナス口座になってしまう可能性はゼロではありません。国内FX業者の場合、マイナス口座になってしまうことで「追証(追加保証金の略、いわゆる借金のこと)」が発生してしまうため、非常にリスクが高くなります。
一方、海外FX業者では「ゼロカットシステム」を導入していることが多いため、追証が発生しないという業者が多い傾向があります。ゼロカットシステムとは、ユーザーの口座資金におけるマイナス分を業者が肩代わりし、ゼロに戻してもらえるというシステムのことです。
FXGTもその例に漏れることなく、ゼロカットシステムを導入している海外FX業者の1つとなります。そのため、FXGTでは入金額以上の損失が発生することはありません。FXトレードでどんなに大きな損失を出したとしても、口座の残高がゼロになるだけで済むのです。
取引手数料
海外FX業者における取引の際にコストとしてかかるものには、「スプレッド」と「取引手数料」「スワップポイント」が挙げられるでしょう。上述したとおり、FXGTのスプレッドは比較的狭いスプレッドなので、あとは「取引手数料」と「スワップポイント」で取引コストが安く済むかどうかが決まってきますね。
結論から言うと、FXGTでは取引手数料がかかることはありません。海外FX業者では口座タイプごとに取引手数料が異なることがありますが、FXGTには口座タイプが1つのみなので、その心配は必要ないと言えるでしょう。
一方、FXGTのスワップポイントは、「プラススワップ(利益になるスワップのこと)とマイナススワップ(損失になるスワップのこと)の両方における数値が大きい」という特徴があります。
そのため、FXGTではポジションが日を跨ぎそうな場合は、他業者よりもスワップポイントを意識した取引をする必要があります。とはいえども、「狭いスプレッド」「手数料無料」という特徴を持つFXGTでは、取引コストを大きく抑えることが十分可能だと言えるでしょう。
入金手段
「どのような入金手段を取り入れているのか?」ということも、海外FX業者を選ぶ上で重要なポイントです。
現在、FXGTでは以下の入金方法を導入しています。
・クレジットカード・デビットカード
・仮想通貨
・bitwallet
・銀行送金
また、FXGTには独自の機能として「eWallet」というものがあります。eWalletとは、FXGTにおけるウォレット機能のことです。このeWalletに一時的に入金を行い、eWalletの残高をMT5の取引口座へ写すという流れで入金を行います。
eWalletに入金を行う方法は簡単で、FXGTのマイページから上部にある「入金」をクリックし、入金ページへアクセスするだけです。それでは、FXGTの出金手段にはどのような種類があるのでしょうか?
出金手段
FXGTが提供している出金手段としては、以下の4種類となります。
・クレジットカード・デビットカード
・仮想通貨
・bitwallet
・銀行送金
そして、eWalletへの出金方法としては、MT5の取引口座からeWalletへ入金し、eWalletの残高を出金するという流れです。
また、FXGTで出金を行う際は、「必要書類のアップロード」をあらかじめ済ませておく必要があります。FXGTに限らず、海外FX業者では出金を行う前に必要書類の提出を求められていることが多いので、必要書類は必ず提出を行なっておきましょう。
必要書類としては、「本人確認書類(運転免許証やパスポート)」「現住所確認書類(住民票や各種請求書)」「本人確認書類と本人が一緒に写っている写真」が必要になりますので、できるだけ早めに準備をしておくことが大切です。
本人確認書類と現住所確認書類は有効期限内のものを、本人確認書類と本人が一緒に写っている写真は発行されてから6ヶ月以内のものを用意しましょう。
ボーナス・キャンペーン
海外FX業者ならではの魅力としては、「豪華なボーナスキャンペーン」があることだと言えるでしょう。始めにお伝えしたとおり、FXGTにも豪華なボーナスキャンペーンが実施されているのです。
2024年11月現在、FXGTでは以下のようなボーナスキャンペーンを実施しています。
・新規口座開設ボーナスキャンペーン7,777円 ※オプティマス口座限定
・最大120%入金ボーナスキャンペーン(上限額8万円)
・2回目50%入金ボーナスキャンペーン
・回数無制限25%入金ボーナスキャンペーン
このように、FXGTではオプティマス口座を新規開設するだけで7,777円のボーナスをもらうことができ、スタンダード+口座を新規開設した場合は入金するだけでも入金額の25~100%のボーナスをもらうことができるのです。さらに、入金ボーナスに関しては、複数回ボーナスをもらうことができるという豪華さとなっています。
また、回数無限25%入金ボーナスキャンペーンでは、入金額に対して25%のボーナスがもらえるというキャンペーンで、上限額120万円までなら何度でも受け取ることができるのです。
FXGTのボーナスキャンペーンは本当に豪華であるということがお分りいただけたかと思いますが、いくつかの注意点があるのでそちらも見ていきましょう。
出金・資金移動するとボーナスは消滅する
MT5の取引口座からボーナスを出金・移動すると、そのボーナスは消滅してしまいます。そのため、ボーナスを活用して後や、利益がまとまってから出金を行うようにしたほうが良いでしょう。
2ヶ月間トレードしないとボーナスは消滅する
FXGTのキャンペーンでもらったボーナスは、2ヶ月間トレードをしなかった場合に無効化されてしまいます。すなわち、ボーナスの有効期限は2ヶ月ということです。
さらに90日間トレードしなかった場合は口座凍結となってしまうので、口座放置はできるだけ避けましょう。2ヶ月以内に1回でもトレードか入金をすれば、ボーナスは引き続き有効となります。
せっかくもらったボーナスを無駄にしないためにも、これらの注意事項はよく覚えておきましょう。
各種手数料
FXGTにおける各種手数料は、以下のとおりになっています。
・取引手数料:無料
・口座維持料:無料(口座凍結になった場合は毎月10ドルの手数料が発生する)
・入金手数料:無料(クレジットカード入金は4%の手数料が発生する。仮想通貨ではトランザクション手数料がかかる)
・出金手数料:無料(仮想通貨においてはトラン ザクション手数料が別途必要)
このようにFXGTにかかる手数料は原則無料となっていますが、口座凍結になった場合の手数料など、場合によっては手数料が発生してしまうケースもあるので注意が必要です。
取引時間
FXGTの取引時間は、「月曜日00:05~金曜日23:55」となっており、平日のみしか取引をすることはできません。海外FX業者の中には月曜日から土曜日の朝まで取引できる業者もあるので、少し物足りないと思われる方もいらっしゃるでしょう。
それでも平日は24時間取引ができるということなので、平日の仕事終わりでも取引することが可能だと思われます。そのため、「平日は仕事」という副業トレーダーの方でも、FXGTはおすすめの海外FX業者だと言えるでしょう。
日本語サポート
初めにもお伝えした通り、FXGTでは日本語によるサポートも受けることができます。
海外FX業者は日本語によるサポートがあるかどうか不安だという方も多いと思いますが、FXGTではWEBサイトも日本語対応となっており、さらに日本語でのサポート対応が可能となっているのです。
また、FXGTではEメール・ライブチャットでの日本語サポートも可能となっているため、分からないことや困ったことがあれば、相談をしてもらうことができます。メールの対応は早くて1日程度で返信されることが多いようです。
海外FX業者であることから日本語表記に違和感があることもありますが、比較的充実したサポート環境であると言えるでしょう。
評判や口コミ
FXGTに対する肯定的な評判としては、
・ボーナスキャンペーンが豪華
・取り扱っている銘柄が豊富
・約定力が高い
・セキュリティ対策がしっかりしている
・出金拒否がない
・スプレッドが狭い
・仮想通貨取引に最適
・BTC取引にも最適
このように、FXGTのメリットであることが多く挙げられていることがよくお分りいただけるでしょう。
一方、FXGTに対する悪い評判としては、以下のようなことがあります。
・取引ツールがMT5のみ
・信託保全制度がない
・出金・資金移動でボーナスが消滅すること
・スリッページが多め
たしかにMT5は優秀な取引ツールであるものの、「MT4やcTraderが使いたい」という方には少々物足りないかもしれませんね。また、ボーナスキャンペーンも豪華なので、出金や資金移動などでボーナスが消滅してしまうのは、たしかに残念だとも言えます。
それでも、FXGTは全体的に優秀な海外FX業者なので、現在でも多くのトレーダーたちに利用されているのです。
まとめ
FXGTがどういう海外FX業者なのか、大体の部分が理解できたかと思います。FXGTは特に、キャンペーンボーナスなどに力を入れている新興海外FX業者です。
また、海外FXには魅力的なボーナスキャンペーンを展開する業者は多く存在しています。FXGTを含め、知らないと損してしまうようなボーナスを実施している海外FX業者について、1つずつ把握していくことが重要だと言えるでしょう。